忍者ブログ
*apricot gang.*BLOG

2025.05.25 Sun 「 [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007.12.11 Tue 「 チーズむしパンになりた(ry古泉とキョン
…なりてぇなぁ。と思ったのは昼に目が覚めた今日のこと。

今日間に合わせるの無理だった…(しょぼ…)
私にサービス期間中の入稿は荷が重いのか…!!
落ちたわけではなく一週間締め切りが延びた、だけ…。
後はトーン処理だけだったんだがなぁ。残念。
毎回極道入稿なので、今回こそは…!!!と思って頑張ったんですけど…orz
せめて通常の締め切りは守ろう。




さて、今日の絵日記(…?)

寝落ちしてしまって起きた瞬間の『嘘だ…ッ!!』っていう心境をテーマにしようと思って描き始めたのが、なぜかおかしな方向に行ってしまいました。

願望丸見えだァァァァ…!!!!

設定上、裸なので誤解を避けるためにも背後に注意でスクロールしてください(笑)




横で寝てる古泉見て嘘だ!な状態をラフで描いてたら、何故か温泉行きたいなぁ…って考え始めて、気付けば温泉。
温泉行きたい…箱根でも鬼怒川でも行きたい。大江戸温泉でもいいわ…。


以下妄想の世界。



『続きを読む』にちょっとした妄想小説が…(笑)
書いてたら軽く日にち越えちゃいました;
かなり自分の趣味が出ていますのでお気をつけ下さい;


 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

某有名温泉地の高級老舗旅館に三泊四日。
なんと部屋に露天風呂が付いているという高校生ではなかなか泊まれないような部屋である。
ハルヒが年末の福引で当てやがった一等温泉旅行。それに加えて気まぐれに応募した懸賞で当てた15万円分の旅行チケットを使い、冬休みを利用してSOS団団員で来たという訳だ。

ハルヒたちはこの旅館自慢の大きな露天風呂に行くといって意気揚々と出て行った。
残された俺と古泉は、物珍しさと興味もあいまって部屋に付いているこじんまりとした露天風呂に入る事になった。
なぜ一緒に入る事を許したかというのは、若さゆえのノリと湧き上がる好奇心に揺れる心の結果という事で、ご理解頂きたい…。

同じ外にある為か、ハルヒのいつも以上にテンションが上がった楽しそうな歓声と、朝比奈さんの悲鳴が聴こえてくる。…長門はちゃんと居るのか?響く風呂でも声が全く聞こえてこないんだが。
「はー…あったけぇ…」
目の上にタオルを乗せ目を瞑ると、背に触れる岩に身体を完全に預け、だらりと肩まで湯に浸かった。全身から疲れが流れ出ていくような、浮遊感に似た心地よさに肌があわ立つ。
「とても気持ちがいいですねぇ。女性陣も大変楽しそうで何よりです」
横から聞こえてくるゆったりした声。微かに笑う気配と共に視線を感じるが、それは見えないということで軽く無視する事にして…。
「あぁ…あとで苦情が来なければいいがな。」
ため息をついて受け答える。
…あれ、俺下にタオル巻いたか?巻いたよな。巻いてあるよな。視線を感じたせいか、急に気になってきた。
「温泉に入っている間はリラックスしましょう。せっかく…二人きりなんですよ」
「ば…っ」
古泉の言葉に、無理矢理身体を起こす。ばしゃりと大きな音を立てて湯が跳ねる。
あ、巻いてあった。良かった。意識しているようで面白くないが、仕方がない事だと自分に言い聞かせた。
動きで緩みかけたタオルを抑えつつ距離を取る。
「す、少しでも触ってみろ。お前の分の布団はなくなると思え!」
「おや、厳しいですね。」
残念そうな言葉と裏腹に、笑顔は柔らかいまま変わらない。全くもって、忌々しい。
「当たり前だ」
「そうですか…。もし僕が明け方の寒さに、極々無意識に…貴方の布団に入ってしまっていても、多めに見てくださいね。」
「あぁ、明け方はマイナスになるって言ってたな…。だが高級老舗旅館の設備を馬鹿にしているのかお前は」
「全く…貴方には敵いませんね。」
古泉は苦笑いを浮かべ、さっきの俺と同じように岩に身体を預けた。
「なんだよ。それはこっちのセリフだろ」
取りあえず元の場所に戻り、また背を預ける。ここの窪みが頭と背中にちょうどいいんだよな。自ら古泉の隣に並ぶ形になるのは癪だが。
「…察してくださいよ」
「わからん」
「わざとですか?困ったものですね」
あぁもう…。
解る。言葉の端々から真意は理解できている。
しかしそれを容認してしまったら負けだろう。いろんな意味で。そして、どう考えても俺の危機に繋がるのは確実だ!
大方どうせこいつにもわかっているんだろう。
横目で見た笑顔には全くもって困った様子は見られず…。むしろ嬉しそうに見えるんだよ、これがっ!
「俺はもう出るぞ。茹りそうだ」
タオルを慎重に抑えつつ腰を上げる。逃げ出したい気持ちもあるが、本当にのぼせそうだ。
「えぇ、僕も出ます」
背後で古泉も立ち上がる音がする。
「肌ピンクですよ。……本当に二人きりならば良かったのに」
ぽつりと呟いた言葉は寂しそうな色を含んでいた、が…
「だぁぁ触るな!指の先でなぞるな!!」
「あ、すみません。つい」
だから、困ってるように見えないんだよ!お前のその顔はっ!!
「少し…はしゃいでしまっているようです。貴方と温泉に入れる日が来るとは思っても居なかったもので」
「あ…あぁ」
別に、嫌なわけじゃない。アイツが嫌いなわけでもない。
まだ…時間が必要なだけで…
「っ、うわ!?」
顔を背け踏み出した右足が大きく投げ出された。そのまま頭を打つことを反射的に覚悟して目を瞑る。
「キョンくん!」
どすっという衝撃は来たが、頭に痛みは来なかった。
「ってぇ…」
「何してるんですか、貴方は。本当に心配で目が離せませんよ」
古泉に抱きかかえられる形で、二人で床に倒れていた。
「あ…!」
認識した瞬間、脱衣室の扉が叩かれた。
「ちょっと何よ、いまの音!大丈夫なのキョン!」
「だぁいじょうぶですかぁ~?」
「わ、ばか!来るなよ!?」
向こう側からノックする音と共にハルヒたちの声がする。帰ってきていたのか。
こんな事態を見られたら、なにを言われるかわかったものじゃない…。
いや、それ以前にタオル一枚だ、俺たちは!
「開けたら痴漢行為に値すると思え!!」
「なによ!心配してあげてるのに!」
いきましょ!と遠ざかる足音がする。
はぁ…とため息をつくと、耳元でくすっと笑う気配がした。
「この体勢のままでいるのは、いわゆる生殺し状態ですね。」
よく自分の状態を確認してみると、倒れた古泉の上に身体を完全に預けている状態で…。
「あ、すまん!すぐに…」
「僕は一向に構いませんよ」
「俺は構うんだよ」
頬が火照ったのを見られないように顔を背けながら起き上がり、俯いたまま古泉に手を貸す。
「ありがとうございます。おや?頬が…」
「いや…」
「のぼせてしまいましたか?早く出ましょう」
「あ、あぁ」
からかわれると思っていたのが、拍子抜けだ。
呆けた顔で思わず顔を見上げてしまう。
「…という事にしておきましょう?今はまだ。」
目が合ったままにこりと微笑まれた。
「は?」
「いつかは素直になって下さいね。楽しみにしています」
「なるか、馬鹿!」
例に漏れず全くこたえていない笑顔。
離すタイミングを失ってしまった繋いだ手をそのままに引いて歩く背中に向かって出来る限りの鋭い目を向けてみたが、目が痛くなったのでやめた。
…なにやってるんだか、俺は。

機嫌を損ねたハルヒによってデザートのくず餅の黒蜜がけを取り上げられてしまったりもしつつ、初日の夜は更けた。

次の日の朝。きっちり布団を敷いたにも関わらず、横に古泉が寝ていたのはどういうことなのだろうか。

…寝ぼけた振りなんぞしてないで、さっさと説明しやがれこのやろう。


 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



数行の短文予定だったんですが…(´v`;;)長くてすみません。
オチ弱くてすみません…。しかしパスつけなきゃダメなような展開しか浮かばず…っ!orz
気付けば1時間半も経っていた;;;

少しでも楽しんでもらえたらそれでよしです(*´v`*)ノ

拍手

PR
COMMENTS
SUBJECT
NAME
EMAIL
URL
編集用パスワード
COMMENTVodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

MENU
最新記事
Twitter
カテゴリー
Pixiv
リンク
tuna.be
メールフォーム
癒し
アクセス解析